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2005年 04月 11日
ソメイヨシノはまだつぼみの状態で、花見をするにはもう少し待たなくてはならないようだった。 人混みのなかをすり抜け、路地裏にある民家を改造したと思われる喫茶店の庭先で お茶をいただく。表通りの喧噪がウソのような静けさで、庭に咲く桜は満開だ。 舞い散る花びらの一枚が、被っていた帽子にぴたっとくっついて、 目の前でミントティの入ったコップを傾けていた女のコがやさしく微笑む。 手をのばし、ぼくの帽子についた花びらを摘んで 「かわいいね」と言う。 ぼくは赤面して、熱々のコーヒーを一気に飲んでむせてしまう。 心配そうにぼくの顔をのぞき込む女の子。近づくふたりの顔。 くるりとカールしたまつげの先には、薄ピンクのマスカラがのっていて、 頭がぽーっとした。 風にそよぐ木立からは、ひやかしにも似た春の足音が聞こえてきた。 そんな妄想をした。オゲーーッ!!!! 所詮、地元の祭りなんて規模が知れてるし、目新しさもあったもんじゃない。 『サザエさん』が放送される時間になると、宴はおわりを告げ、 みんなスーパーの買い物袋をぶら下げて、足早に家路に着く。 何事もなかったように、いつもの見慣れた街並が現れる。 ぷらぷらと歩いて我が家まで戻る道中、当ブログでも何度か言及しているアンガールズの田中氏が、コンビニで立ち読みしてる姿を発見! 遭遇するのはこれで3回目だが、今まででいちばん自然な形の出会いだ。 とゆーわけで、コンビニ前で待機し、勇気をふりしぼって話しかてみた。 ぼく「すいません、田中さんですよね?」 田中「あぁ、はぃ(ケータイをかちかち弄りながら迷惑そうに)」 ぼく「握手してもらっていいですか?」 田中「あ〜ン(スタスタと足早に歩きながら、か細い手を差し伸べる)」 ぼく「(いまにも折れそうな手を握りながら)応援してます!」 田中「あざっす。あざっす(極めてテンション低めに)」 ぼく「ありがとうございます!」 田中氏はホントに歩くのが早くて(歩幅がでかい)、あの脚の長さはダテじゃない!と思った。コンパスが歩いているみたいだった。 そして、逃げるように立ち去ろうとする田中氏の背中に向かって、 「がんばってくださーーーい!!」と叫ぶと、 田中氏は、少しだけ後ろを振り向き、軽くあたまを下げて「あざっす」と言った。 聞き取れないくらいの小さな声だった。 田中氏は1回も目を合わせてくれなかったが、まぁそんなモンだろう。 ホントにたまたま持っていたライブDVDにサインしてもらおうと思ったが、 恥ずかしくなってやめた。
by ganbaru_yozemikun
| 2005-04-11 18:57
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