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2005年 11月 12日
という素朴な疑問を、路ミュから5メートルくらい離れた位置に立ってボサっとしていたぼくに、見知らぬ人が不意打ちで問うたので一瞬たじろいだ。 なにこのひと? いまから路ミュを蹴ったり殴ったり、すなわちケルナグ〜ルのかな?と思ったけど、別にそんなことはしなかった。 5メートル先にいる路ミュはなぜか両手をポケットにつっこんで歌をうたっていたが、それは寒いせいなのか、それともそうしたほうがカッコいいと思っているからなのか、そっちのほうがぼくは気になっていた。 路ミュは等身大だった。彼らは半径3メートルの世界で生きていて、大切な友だちのことや、どうしようもなくイヤらしい自分のこと、それでも愛すべき自分のことを歌う。 まっすぐ純粋なきもちで、信じていれば救われる、頑張れば報われると歌う。共感する人は多いのだろうけど、反抗する人だって同じくらいいるのだろう。 こんな寒空の下で無様だね、と一笑に付すことは容易いけど、 ぼくは路ミュたちのブザマさが嫌いではない。 彼らは決して歌になにかを託しているわけではないし、どっかのレコード会社の人がたまたま通りがかってスカウト→デビューなんて夢も持ち合わせていない。このまま歌い続けていたらカゼを引いて寝込んでしまうことだって知っている。都市のノイズのひとつであることは十分自覚しているはずだ。歌は都市に溶け込み消える。 路ミュにとってすれば、今日という日に、この場所で、こんなきもちで、歌っていることが大切なのであって、表現の本質は決して歌詞やメロディなんかじゃあない。 いまここで歌っている「わたし」を表現しているだけだ。完全なるマスターベーションであり公開ストリップ。 その証拠に、投げ銭をいれるための缶カラが置いてないじゃないか。 蹴ったり殴ったりしてはいけないよ。 ぼくがblogを書くことと、彼らが路上で歌をうたうこと一体何が違うのだろう?
by ganbaru_yozemikun
| 2005-11-12 01:57
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