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2007年 01月 12日
『ディパーテッド』@新宿厚生年金
いやぁ〜ヤバいでしょうコレは。スコセッシ作品とはいえダメダメでしょう。 いわずもがな香港ノワールの超傑作『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクですが、すべてにおいて劣化しているとは一体どーゆーことなんでしょうか。 残念ながら褒めるところがひとつも見当たらない。 本家はたしか100分くらいですが、リメイク版は152分。2時間半もありやがる。 そのぶん人物に深みが増したかっていうとそんなこともなくて。ただただ冗長。 特に前半1時間はヒドい。15分にまとめられる。 本家の息もつかせぬスリリングな展開を台無しにしてくれました。 手に汗握る緊迫感はほとんどナシですよ。銃声でビビらせてるだけ。 騙しあいと暴きあいがこの映画のキモなんだから、はげしい銃撃戦なんて 正直どーでもいいんですよ。そこまでして多量に火薬使いたいのか。 とりあえず爆発させときゃ客は喜ぶとでも思ってんのかハゲ。 そして、『インファナル〜』のアンディ・ラウ&トニー・レオンは 激情型と冷酷無比っていうキャラクターの対比がありましたけど、 ディカプリオ&マット・デイモンは、その対比がほとんど描けてなくて、 なんかお互いに仲良さそうなんだよね。馬が合いそうっていうか。 サスガ同じ女を取り合ってるだけのことはある。 あとさー、誰なのかは知らんが撮影監督がダメダメですね。 本家で象徴的だったボスがビルから落下するシーンも、エレベータのドアに挟まれるシーンも、余計なアレンジ加えたせいで目も当てられない有り様になっていました。 そして、最大の見せ場でもあるラストの屋上のシーン。あれはホントにヒドいよ。 あのシークエンスはロングで撮らないと! いろいろヒドいんだけど、やっぱりアンディ・ラウとトニー・レオンがスーツ姿だから映えてたんだよね。やさぐれ刑事のボロスーツと、これから警察として順風な人生を約束された元マフィアのパリっとした警服。 なんでジーパンにTシャツ(ざっくりニット)着てるんすかねぇ? 大事な大事なクライマックスですよ。黒人のマヌケぶりもヒドい。 『インファナル〜』の原題は『無間道』なんだけど、 これは「終わることのない永遠に続く苦しみ」っていう仏教用語(たぶん)。 対して、『ディパーテッド』は「死者」っていう意味。 深みがぜんぜん違いますな。 しっかりとテーマを汲み取って、もっと原作をリスペクトしましょう。 オリジナル版が素晴らしすぎてすべてにおいて下回る、という典型例。 『トランスフォーマー』まだぁ?
by ganbaru_yozemikun
| 2007-01-12 02:26
| movie
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