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2007年 05月 26日
あいかわらず 思春期のこころの揺れ、変化することへの戸惑いなどの描写が 天才的にウマい。 生理がくるのがイヤで、胸が大きくならなければ生理にならない、と考え うつぶせで寝てみたり、 外国人の音楽をきくと一発で生理になるから気をつけよう、と思ったりする。 男子をゴリラだと気持ちわるがったり、 すれ違いざまに胸をサッと触られたり、 男子と話すときに緊張してしまう、などの描写もいちいちウマいのである。 なかでも、通学途中に見かけた青年に一目惚れをして 一日中ポ〜ッとして勉強が手につかなくなるエピソードは最高。 「信号機はいいな。私より彼に見てもらえて… 私も信号機になりたい」 と、信号機にあこがれ、 さらに「止まれ」や「進め」の指示まで彼に出せる信号機は立派だな、 と信号機をうやまい、 「せめて信号機の半分でもいいから、彼に気づいてもらいたい…」 と、名も知らぬ青年に思いを馳せ悶々とするのである。 リリカルでポエティック、 透き通るような感性は、「現代短歌界のヒロシ」穂村弘に通ずるものがある。 あー、穂村弘(とくにエッセイ)はさくらももこ男性サイドって感じだなぁ。 上巻は17歳の秋、文化祭をひかえてワクワクする女子たちのなか 青春にたいするぼんやりとした違和感をひとり募らせるシーンで幕を閉じるのだが、 下巻(中巻?)では、いよいよ短大生編(マンガ家編)がはじまりそうで なんとも待ち遠しい。 みーやんと結婚するところまで書くのかな。 個人的には『まんが道』のような壮大なサーガを期待しているのだが どのような展開になるだろうか。
by ganbaru_yozemikun
| 2007-05-26 03:40
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