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2007年 05月 26日
原作・末田雄一郎 作画・吉本浩二『昭和の中坊〜さくらんぼフレンズ〜』。 いまいちばんビビッドな漫画雑誌『アクション』で連載中の人気漫画です。 『ひとりずもう』ではジョン・レノンが撃たれ、Y.M.Oが流行し、ビートたけしのオールナイトニッポンが大人気などの時事ネタが描かれているので、80年頃だと思うが 『昭和の中坊』はそれよりも3年前、日本赤軍が日航機をハイジャックし、王貞治が756号本塁打を達成し、キャンディーズが「普通の女の子」に戻った1977年。携帯電話もネットもない時代が舞台となっている。 野川区立野川台中学校に通う3バカトリオが、自販機エロ本を購入するために四苦八苦したり、おちんちんの皮をむいてヒリヒリしたり、ランちゃん(キャンディーズ)のヌードが掲載されたエロ本を見るため隣町のコンビニまでチャリを走らせたり(結局、月刊チャンピオンを購入)、河原に捨ててあるコンドームを毎日見にいったり、と童貞中学生の馬鹿馬鹿しいエピソードが満載。 Q.B.B.の名著『中学生日記』のエロに特化した感じ。 矢島先輩、B組の竹光、いじわるな望月まき子などのサブキャラもすげぇいい味を出していて、ギャグも冴え渡っている。『D.M.C』と並んで、いまいちばん面白いギャグ漫画かもしれない。 原作者の末田雄一郎は世田谷区にある玉川中学出身で、 巻末のエッセイに 「エロ本の自動販売機が、上野毛駅の近くにある『ボア』というオモチャ屋がある四つ角から、玉川小学校方面にちょっと行ったところにあった」と書いていたが、 じつはボクもこの付近で思春期を過ごしたので、漫画のなかで描かれる町並みは なんとなく「あ〜この辺だなぁ」というのが想像ついて楽しい。もちろん知らなくても全然楽しめるけど。 エロ本自販機の存在は知らなかったが、『ボア』(正式名称は『ワイルドボア』)には小学生の時分、ほぼ毎日のように通っており、そこでガンプラやミニ四駆を買ったり、ディスクシステムの書き換えをしたりしていた記憶がある。 いまはもう置いていないが、当時、店先にはアーケードの筐体が2台並んでいて 高校生の兄チャンたちが、『源平討魔伝』や『熱血硬派くにおくん』をプレイしていたのを覚えている。 あと、店内に20円で10分間だけファミコンがプレイできるテレビ(10分経過すると自動的に電源が落ちる)が4台くらいあって、 親が厳しくてファミコンを買ってもらえなかった金子クンが 10分でクリアできるはずもない『ドラクエ2』をなぜかプレイしていた光景はいまでもハッキリと覚えている。 『ひとりずもう』(女子向け) も『昭和の中坊』(男子向け) もどちらも 思春期の痛々しくて恥ずかしい記憶を呼び覚ましてくれる素晴らしい漫画です。
by ganbaru_yozemikun
| 2007-05-26 04:26
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