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2005年 08月 27日
バイトさんも言ってるけど、長澤まさみが靴下(いまじゃ誰も履いてない白いやつ)を履くシーン。 あれは不自然すぎる。あのキャメラは異常。変質者の目線だ。 なぜそこにキャメラがよるのかが分からないもの。 いや、まぁ犬童一心が助平な男であるということは分かっていたのだが、 あだち充的さわやかセンチメンタル世界(読者サービスとして股間ズームや胸元アップなどのカットはあるが、決してエロくはない)において、あの靴下シーンはあまりにどぎつく、扇情的であった。 南はほとんどのシーンでノースリーブ&ホットパンツ姿という露出過多だし、 ゆっさゆっさと弾む胸(やたら走らせる)は確信犯としか思えない。 メタ的にいろいろ楽しめる(南の構えるキャッチャーミットに達也が豪速球をバンバン投げ込む。受け止められない南の「はぁはぁ」という息づかいと、達也の「うっうっ」という声が絡み合う)シーンなどもあります。 わんわん犬童エロ視点により長澤だけが映えている。 いやぁしかし、媚びない女優・長澤まさみにここまでやらせるとは。 浅倉南という人間が潜在的にエロくて(高校を卒業する頃にはビッチになる素養がある)、同性に嫌われるメスであることは誰もが分かっていたことだと思うが、 長澤まさみはキチンとそれを理解して、演じていた。好演。 しかも和也が死ぬあたり(開始45分)から長澤まさみに日高のり子のスタンドがのりうつる、という荒技。JOJOに、おっと、徐々に南ちゃんと同化していく。 一方、上杉兄弟は甲子園をめざす身体ではない。 優良物件を見てまわる気まぐれ王子そのままだ(そもそも俺には最後まで兄弟の区別がつかなかった)。 さて、あだち充の漫画といえば、 コマとコマとの独特の「間」、無駄なセリフを排した会話の妙がキモだと思うんだけどさ。 その「間」を、飛行機雲、水たまり、カクテル光線、ゆらゆら立ち上る陽炎、セミの声、溶けていくアイス、蚊取り線香、軒先の風鈴、アサガオの蔓、フェンス越しの応援団、誰もいない教室、などで表現できなかったのだろうか? あの粉雪と満開の桜ではダメだ。もっと「夏」を表現しなくてはいけなかったハズだ。 それと、汗まみれ泥まみれ涙まみれになって、つまり「さんずい」だらけでくしゃくしゃになるのが本来の高校野球であるならば、 汗ひとつかかないスマートでクールな登場人物が、試合に負けても泣き言ひとつ言わずに、縁側で扇風機にあたりながらスイカをシャクシャク美味そうに食ってて、ふと快晴の空を見上げ、シリアスな顔になる(それで悲しみを表現)ってのが、あだち充の描く高校野球であるのだから、斉藤兄弟はもっともっと押さえた演技をしなくてはいけなかった。キザっぽいほどに。 だからこそ感情を表に出さない(出せない)主人公に対して、原田という熱血バンカラの存在が大きいわけで。 でも、その「間」や「会話」を商業映画で表現するのは難しくて、斉藤兄弟にはハードルが高かったのかな、と思った。 あと、これだけは言っておきたいんだが。 プロデューサーの嘘つき! 「なくはない」じゃなくて、まったくないじゃねえか! どこで披露するのかも分からない創作ダンス(体育の授業か?)なんていらないよ! なにが爽やかなお色気シーンだ。靴下のシーンがエロ過ぎなんだから、 股間を接写するサービスカットがあってもいいだろう。 で、結論。 長澤まさみファンは見たほうがいいですよ。 追記。 峰竜太と松本志のぶ、ゴールデンゴールズの欽チャンなど違和感バリバリでチグハグだったけど、劇場ではドッと笑いがおこってました。
by ganbaru_yozemikun
| 2005-08-27 15:48
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