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2004年 07月 03日
その名の通り、骨が大好きな奴で、オーディオ機器とかバイクとかお城とか まぁモノに対する偏執狂的な執着はすさまじく、 本棚にあるすべての本にはブックカバーが掛けられてたり、 嫌いな人がさわったプレステは即処分。 あと、知らない人(友人の友人とか)が部屋にやって来た翌日、 カーペットを交換した、っていう逸話もあるんだけど、 極度な潔癖性から派生する物フェチなのかな? 人間なんかモノ以下!って、思っているフシもあったりして、 とにかくモノを心血注ぎまくって愛でている不思議な男がいます。 「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す、ぼくは死して屍をさらしますよ…」 というのが人骨くんの口癖で、 屍というか、死んだあと人骨が残るのが素晴らしいと考えている。 「だって骨って固そうだし、頼もしいじゃないですか。 物欲マニアのぼくですが、最後は自らが物と化す、これが究極の物欲です」 本人の容姿は、体型こそ標準ですが、 血管が浮き出るほどの色白で死人のようです。 よく「人間いずれ死ぬ」とかいうコメントを聞くわけですが、「いずれ」とか「どうせ」ってのが余計です、死んだら骨になるという大仕事が待っているのです。ぼくは、最後は立派な人骨になりたい。どんなオーディオ機器や、バイクや、もちろん形のない愛とかにも勝る究極の「物」、それは自分がこの世で一番愛した自分自身の最後の姿なのではないでしょうか。物。ブツと読めば仏。ほらほらつじつまが合いましたぞ。ぼくはいずれ人骨になるのです。で、これを焼却処分はしのびないので、ぼくが死して後は必ず土葬にし、3年後にこれを掘り返しいずこかへ安置するように。しかる後、一族の守り神となろう。豊臣秀吉の最期「秀より事かへすかへす頼みま申し候」徳川綱吉「生類憐れみの令は末代まで存続させよ」いずれも死んだらオパー!!です。 …などと前々から周囲に吹聴していた人骨くんですが、 このたび、ぼくのところに遺書的なものが舞い込みました。 というのも人骨くんは、今月からライダー憧れの地・北海道へ旅立つわけ なんですが、北海道の山の中でヒグマに遭遇して食われるかもしれないから。 だから遺書をぼくによこした。 「ツキノワグマならまだ勝てそうなんですが、ヒグマは鬼です大きさが違います。一応、ある信頼筋より仕入れた情報では、やむなくヒグマを忌避できず 最終バトルに突入した場合唯一有効な手段は、“ナタを振るってこれと戦う” らしいので、ナタもお父さんに借りてきます」 万一、どこかで人骨くんの訃報に接したら、 「焼かないように」と遺族へ伝える使命も授かりました。 そしたら遺族はおそらく 「手続云々埋葬許可云々でダメだ」と言うだろうから そのときは、こう返してください、とのこと。 「面倒なのは分かってるから、そういう万難を排してわが屍を晒すこと。 葬式はしないでいいので、葬式代をこれに充てよ」 これ遺言でOK? それ以前に、ヒグマに骨すら残らず食われちまったら元も子もないけどね。
by ganbaru_yozemikun
| 2004-07-03 02:03
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